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百万円の茶碗

茶碗

 友達がぶらりと寄った。風呂敷包みを持っているので、何かと聞いたら、「抹茶碗の骨董だ」という。
 「へえ~。良い物なの?」
 「まぁまぁだよ。クロ織部で、なかなか珍しい品だ。沓茶碗っていうんだ」
 「へえ~。見せてよ」
 と出してくれたのが、これ。
 「茶碗は丸いものだろうが、これ三角だね」
 「だから珍しいのよ。茶入れも織部でいい品物だよ」
 「へえ~。いくらくらいするの?」
 「百万円で買って来た」。
 ドキ!
 ふん! もうお前となんて付き合わない―― と心で思ったが、言葉もなく、しげしげと見つめるぼくでありました。
 冗談なくてそんな値のつく骨董品だって。
 まあ、気は知れないよ。
 どうぞよかったら見て。見るのはタダ。
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