スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

一涼進呈

妖怪

 葬式ラッシュのこの頃でした。
 そこで拾ったお寒い話。と言ったところでお金持ちのあなたには寒くもなんとない話ですがね。
 ぼくの友人、先月お母さんがご逝去、葬儀を出した。彼曰く、「葬式なんか初めて、よく分からないから、ハイハイと言っていたら、支払いの合計が450万円! あっと驚いたが後の祭りだ~」と、しょんぼりとこぼす。
 この後に彼が名言を吐く。「貯金もなにも空っぽ。450万円もいるんなら、俺は当分、死ねないよ…」。

 それにしても葬式は金がかかる。
 ぼくの住む半田地方は特に葬式が派手で、言い換えればお葬式が好き!? と思うほどだ。
 それに香典は他人でも1万円が相場になった。5千円だとびくびくしながら… といった感じ。そして帰りには大きな紙袋いっぱいの“通夜菓子”なるお返し。むろん欲しくもない日用品や干し椎茸の部類。そして後日、また欲しくもない大きなバスタオルのような“香典返し”が送られてくる。
 ―葬儀業者だけが喜んでいることは、みんな知っているが、百年改まらない悪習ですね。

 さて、残暑お見舞いの気持で「お化け」を進呈する。
 ぞっとした? お金の話のほうが、ぞ~ かな?
スポンサーサイト

昭和の爆笑王・三遊亭歌笑

歌笑

 面白い本を読んだ。面白いと言っても、「おもろうてやがて悲しき…」である。
 これは3代目三遊亭歌笑の一代記。駆け出しから成功するまでの物語。現在活躍するのは4代目。その先代の話だ。
 というものの、ぼくはこの歌笑をライブでは知らない、昭和25年に事故死したからだ。でも、このフレーズ、『歌笑純情詩集』なら、きっと多くの人の耳に残っているはずだ。

  ♪上野を後に山手線 走る電車は内回り 私は近頃外回り 彼女はきれいな鶯芸者 日暮里笑ったあの笑くぼ …… 

名作「恋の山手線」である。この新作落語が大いにウケて、歌笑は一躍スターになった。もちろん「ゲテもの」と言われ続けての末であった。
 古典落語が唯一の落語だったころだ。やむをえないことだろう。彼が古典ではなく新作に走ったのは彼の極端な斜視と弱視という身体的欠陥だったというから人生万事塞翁が馬か―。
 そして彼は落語の新しい1ページを作ったのだ。
 そこに続いたのは、柳亭痴楽であり、林家三平だ。同書によれば歌笑が現れなければ三平もなかったとある。
 落語界パイオニアだったわけだ。

 ♪なんだ神田の行き違い 彼女はとうとう秋葉原 ほんとに御徒な事ばかり 山手は消え行く恋でした 

 月並みだけど、たかが落語、されど落語。ですよな。

  
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。