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復興書店 Revival & Survival

 「復興書店」というWEB書店が出来た。
 島田雅彦が中心となって立ち上げたそうだ。
 作家がサイン本をネット上に出品する。読者が買う。その売上げを義援金として被災地に寄付するという仕組みだ。

 島田雅彦は、
 「文学の生命力を震災からの復興に役立てることができれば、作家冥利に尽きます」
 という。

 歌手は歌うことで、芸人は人を楽しませることで、被災された方を励まし、支援する。
 だから作家は手持ちの本で支援する。
 いいことだ。

 ぼくもできれば、ソフトバンクの孫さんのように100億円くらい義援金をポンと出したいが、今のところ手許に100億円はない。もうすぐ出来るかもしれないが、今は、ちょっと足りない。

 ぼくの出来た義捐活動。
 街頭では、100円玉を5、6回、箱に入れた。
 ある会で袋が廻って来たので千円入れた。友人が見ていたから。もったいなかった…
 お祭のとき、酔っていたせいもあり、2千円も渡した。ああ~
 町内会が義援金を、というので、200円渡した。

 恥ずかしいがこれで全部。

 今度は復興書店で本を買ってみる。
 俵万智は売り切れだった。ほかに、高橋源一郎、吉本ばなな、柳美里、などが出品している。
 
 HPは、
 http://www.fukkoshoten.com/

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テーマ : みんなに知ってもらいたい - ジャンル : 日記

幸せの風を求めて 榊原弱者救済所  西まさる

幸せ本

 オビの文言を引用する。

 これは、明治から昭和初期の話。
 「食べさせられない」という理由だけで、子どもたちが、重度の障害者たちが、道に捨てられていた。
 行くあてのない極貧の人や出獄人、帰る家を失くした女性も道端に座っていた。
 そんな弱い人たちが安心して暮らせる新しい村を作ろうと奮闘した男の話である。


 これだけでゾクゾクとする物語だ。
 奮闘した男は、榊原亀三郎。彼を応援した人は、暴れ天龍の治水、更生保護の父・金原明善や、日本デンマークの山崎延吉と来るのだからたまらない。ましてヤクザだった榊原亀三郎を一流の人間に育てあげたのは山岡鉄舟の門下。それに中津藩の武士で、「前科一犯の刑務所長」川村矯一郎がからむ。
 これぞノンフィクションの醍醐味だろう。
 読んで損はない一冊だ。

「まるは食堂」うめさん奮闘記

相川うめ

 ああ忙しかった。
 久しぶりに「現役並み」のバタバタ。名古屋、東京と動き回っていて体力の衰えをしみじみ感じた。
 「年だねえ~」。
 やっと少し落ち着いて書棚をみると、『潮風の一本道』(三田村博史著・風媒社)が目についた。まるは食堂の名物女将・相川うめさんの一代記だ。「まるは食堂」は知多半島の人なら誰でも知っている店。大きなエビフライで有名だ。最近はずいぶん大きくなって名古屋や中部国際空港にも出店している。
 うめさんは夫に戦死され、残された2人の子どもを養うため、ブリキの缶に地元の魚を入れ名古屋に行商に出る。そこから始めての細腕繁盛記、女将奮闘記である。成功して90歳を過ぎて店頭に出て接客し、店の中のいらぬ電灯を消して歩いたそうだ。
 対してぼくは…… 疲れたよ~、しんどいよ~ と愚痴ばかり。無駄な電気など消したことはない。とてもうめさんの真似などできない。
 これより、コタツでごろりと横になり、うめさんの頑張った一代記を読んでみよう。少しは働き者になれるかな?
 まあ、無理だろうね。

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『ひろしまのピカ』 丸木俊

ひろしまのピカ

 この絵本を今まで何十冊も買った。そしてあちこちにプレゼントして来た。読んでくれているかどうかは分からないが、ぼくのささやかな反戦・反核活動だ。 
 8月。ヒロシマ、ナガサキ。どうしても忘れてはならないその日のことだ。
 加害者であるアメリカの大統領でさえ言える「ノウ モア ヒロシマ、ナガサキ」なのに、日本人は反戦・反核を口にすることが、いかにも下手だ。まさか、本心は「被爆はしょうがない」と思っている? ことはないだろうが…
 今日、ナガサキの日。

テーマ : 伝えたいこと - ジャンル : 日記

『東海遊侠伝』 天田五郎(愚庵)

天田五郎

 ぼくの愛読書の一つだ。
 東海遊侠伝と言っても知っている方は少なかろう。この本は、侠客・清水次郎長が養子であった天田五郎に書かせたもので、「一名 次郎長物語」の副題の通り、次郎長のヤクザ時代の25年間の武勇伝、明治になり実業家に転身してからの行動や実績を物語風に記したものだ。
 これを出版した目的は、明治19年、警察のヤクザ狩りに対し、「次郎長はこんなに良い侠客です」とPRするためだ。だから、「次郎長は強くて、弱いものいじめはしない大親分」の切り口ばかり。だが、江戸時代の侠客の実際に関しての文献はこれだけ。内容は次郎長の一人勝ちであっても、当時のヤクザ社会を知る上で貴重な本だ。
 この本を底本にして、講談や浪曲が出来、大ヒット。ついて芝居や映画になり、股旅物ブームも起きたのだ。そこで、もともと誇張されている話が、更に誇張され、とんでもないスーパーヒーロー次郎長さんが誕生したのである。
 これを書いたのが天田五郎。写真の人だ。
 天田は会津藩士の子に生まれながら薄幸の少年期を送り、次郎長の養子となり、社会事業を助け、この本を書き、また、山岡鉄舟らを次郎長に近づけたりもした。
 天田がいなければスーパーヒーロー次郎長は絶対に生まれていない。天田五郎こそ、スーパーヒーローになるべき男なのだ。
 今度、天田五郎を書いてみたい。

テーマ : 文学・小説 - ジャンル : 小説・文学

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