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大須くるみ ♪さては南京玉すだれ

大須くるみ

 ♪さて、さて、♪さては南京玉すだれ~
 どうです、一度ならず聞いたフレーズではありませんか。
 この芸の第一人者(?)は大須くるみ。年齢不詳のお笑い芸人です。
 その芸名の通り、かつては名古屋の大須演芸場のスター(?)だった。彼女を知っている人は相当の芸能通といえよう。
 大須演芸場はご存じの閑古鳥の鳴く小屋で、平日の早い時間ともなれば客が2、3人はざら。以前に行ったとき、客席にはぼくをいれて4人か5人。要領の分からなかったぼくは前列から4、5番目のまん中に座った。良い席だ― と思ったのは開演まで。開演すると芸人さんはぼくを見てしゃべる。だって客席の前の方にはぼくしかいないのだから当然そうなる。おもしろくもないが、笑わないとわるい。お愛想笑い、嘘笑い。次第にぼくの頬は突っ張って、突っ張ってきた。
大須演芸場に行ったなら後の方の席に座るべし。撤退しやすい。友情をもって忠告する。

 大須くるみの芸がそうだと言っているのではない。
 彼女は最近、南京玉すだれや皿回しのほか、漫談もやる。前は実に下手だったが、今は時々本気に笑わしてくれる。芸の何かをつかんだようだ。
 それは落語の領域に進出し、古典落語を演じるようになったからかもしれない。
 落語の芸名は、三遊亭笑くぼ。機会があれば聴いてほしいがテレビの演芸番組などを待っていては永久に観れないかもしれない。
 少々マニアックだが、こんな芸人さんを追っかけるのも楽しいものだ。
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テーマ : お笑い芸人 - ジャンル : お笑い

ふるさとは遠きにありて思うもの

犀川

美しき川は流れたり
 そのほとりに我はすみぬ
 春は春、なつはなつの
 花つける堤に坐りて
 こまやけき本の情けと愛とを知りぬ
 いまもその川のながれ
 美しき微風ととも
 蒼き波たたへたり

室生犀星「犀川」より


 写真は、わがふるさと金沢。犀川。
 犀川の流れがカーブするちょうど上あたりにぼくは住んでいた。W坂という文学者にはよく知られた坂があるあたりだ。
 もう、帰る家もなくなったが、年の瀬になると思い出してやまないのが故郷である。

  
                     

テーマ : 詩・ことば - ジャンル : 小説・文学

久しぶりに名古屋に

 久しぶりに名古屋に行った。大須から栄、すっかり田舎者になってしまった僕は回りの早いテンポについていけない感じになっていた。どうかすると、人ごみに酔いそうだった。
 「うちに帰ろう―」と思う気持も振り切ってデパートへ。祖母が「デバード」と発音していたことを思い出した― そのデパートである。
 簡単な買い物を済ませ、地下へ。久しぶりのデパチカだ。おいしそうなものがいっぱい。目をぱちくりさせるが糖尿病者の悲しさ、見るだけ。
 でも、試食品は勧められるまま、時には勧められなくとも手を伸ばす。
 名句。

   試食品 そない食べんと分からんか

と言われそうな僕でありました。

テーマ : ひとりごと - ジャンル : 日記

川柳の楽しさ

 「まり姫のあれこれ見聞録」(当方からリンク)で、まり姫さんが盛んに川柳を詠んでいる。川柳が好きな寅三郎だからいつも楽しみにみている。みなさんも彼女のブログを覗いてみてはいかが。けっこう笑ったり頷いたりできる。

  脅かすな 突然出てくる 覆面車   まり姫
  金運札 財布の中で 笑ってる  同

 など、なかなかのものだ。覆面車はパトカーの意。
 最初は首をかしげる句もあったが、一気にうまくなった。まり姫さんはかなり頭の良い人で他の定型短詩の心得がある人だろう。
 川柳のルールは特にない。「俳句以外の五七五は、みな川柳だ」と川柳の大家が言っていたというから、その通りだろう。世相を詠む。恋を詠む。戦争の悲惨を詠む。親子の情を詠む。それに、言葉遊びだって馬鹿にできない。これは一定の教養がないと楽しめない、面白いものだ。
 きょうは、川柳家・まり姫の誕生を祝っての一筆啓上である。
  

テーマ : なんとなく書きたいこと。。 - ジャンル : 日記

上燗屋ヘイヘイヘイと逆らわず

   上燗屋ヘイヘイヘイと逆らわず 

 こんな川柳がある。岸本水府の作だ。
 上燗屋(じょうかんや)とは、今で言えば立ち飲みの屋台を連想すればいい。
 だから客はすべてが酒好き。そして酔えば、「おいオヤジ、今の世の中、おかしいと思わないか―」てな調子で店主に話しかけてくる。店主は心得たもので、「そうですね、そうですね、旦那の言う通りだ」とまったく相手にもならない。「ヘイ、ヘイ、ヘイ」と何事にも逆らわない。
 そして酔客は気分よく帰って行く。店主は「毎度!おおきに!」と「また来てね!」である。
 この「上燗屋」は古典落語にもある。桂枝雀が絶品だった。
 上燗屋で有名なのは、大阪の法善寺横丁の「正弁丹吾亭」。「正弁丹吾」は「小便樽子(田子)」が語源。飲み屋の屋台の近くに小便樽をならべての簡易トイレ。それがじょうじて愛称から店名になったという。
 用を済ませ屋台に戻った客は、「オヤジ、もう一杯。上燗やで!」「ヘイヘイ」法善寺横丁の夜は更けたのでありましょう。
 大阪が長かったぼくは、立ち飲み屋が大好き。ところが愛知県にはまったくない?。
 誰か立ち飲み屋を紹介してくれ~。

テーマ : なんとなく書きたいこと。。 - ジャンル : 日記

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