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勝海舟の墨痕

勝海舟
 勝海舟の筆になる石碑が半田市の乙川白山公園にあるというから見てきた。「乙川」は「おっかわ」と発音する。
 とんでもないところに勝海舟が― と思って聞くと、明治23年にこの地で日本初の陸海軍連合大演習が行われ、明治天皇が統監した。その統監場所に記念碑が建てられ、勝がその揮毫を引き受けた。そんな流れであった。
 筆は、さすが勝海舟といえる堂々たるもの。「俺が勝だ!」とさえ聞こえる。
 文字は、「駐蹕御趾」(ちゅうしつぎょし)。天皇が馬を駐めた場所、という意味。この場所から半田市一帯で行われた大演習が見えたかな、と望んでみると、確かに半田市一帯が見渡せる。3万の兵が入り乱れたというから、さぞかし壮観だったろう。
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テーマ : 歴史 - ジャンル : 学問・文化・芸術

唐人お吉

お吉

 久しぶりに仕事をした。それも目一杯だったので、とても疲れた。
 ようやく一段落したので、南知多の内海に唐人お吉に会いに行って来た。会いに行くといっても、彼女の実家の墓と近年建てられた、唐人お吉の石像に会うだけだ。
 お吉は内海に生まれ、7歳のとき家族とともに伊豆の下田に移り住んだ。だから知多半島では生まれただけなのだが、これだけ地元が大切にすると(観光目的だけだが)、地元のヒロインに思えてします。
 少し文献をあたると、下田の美人芸者お吉は、下田奉行の政治的な意図で、黒船のハリス船長の許に贈られたのだが、3日で帰えされている。その理由は、ハリスが病気の時、下田奉行に「ナースを世話してくれ」と言ったのを奉行側は、「妾を世話して…」と早合点、下田のナンバーワン芸者・お吉を送り込んだ。つまり、ハリスは看護婦がほしかっただけで、妾がほしかったわけではなかったのだ。
 ありそうな話だ。
 敬虔なクリスチャンであるハリスは、かえって立腹。お吉を送り返したらしい。
 だから、お吉は「毛唐と寝た女」ではない。だからお吉のその後の人生。差別され、酒乱となり、川に身を投げ自殺は、まったくの早合点か世間の誤解から生まれたものとなる。
 それにしても世間はわけがわからぬくせに、冷たい。―今の世も似たり寄ったりだが。

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鶴舞 「つるま」か「つるまい」か、はっきりせい!

 名古屋市鶴舞中央図書館に行った。
 電車を降りて、鶴舞公園に入る。すると異様な行列。おじさんたちがずらりと並ぶ、何だこの行列は?。 すぐ分かった。ホームレスの人たちへの炊き出しに並ぶ行列である。数百人はいる。いつの間にこんなに大勢のホームレスが名古屋に生まれたのか。
 暗澹となった。
 大阪の釜ケ崎を描いた名著『釜ケ崎風土記』(斉藤俊輔著)の一節を連想した。
 「くすぶり相手にメシを食わして、どないすんねん」
 「あんなやつにメシを食わすから働かんようになるんや」
 「えり好みをしなければ、仕事はなんぼでもある」。
 強者の論理である。
 そんないじめにも似た声を背に彼らは下を向いて炊き出しの列に並ぶ。今日の餓死から逃れるために…。

 ところで、この公園は「鶴舞(つるま)公園」。駅は「鶴舞(つるまい)駅」。図書館の人に聞いた。「図書館はつるま、それともつるまい?」。すると館員さんは「どっちでもいいです」という。「どっちでもいい、はないでしょ」とぼくは食い下がる。でも「どっちでもいいですよ」と不機嫌な顔をで、スタスタと去っていった。
 いい女なのに、もうちーと、愛想良くせーよ。

 帰り、公園を覗いた。おじさんたちはいなかった。

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次郎長地蔵

次郎長地蔵

 史跡といったら何だが、清水次郎長が保下田の久六との決闘の際、必勝の願をかけた地蔵。「次郎長地蔵」である。愛知県半田市乙川の名刹・光照寺にある。
 『次郎長と久六―乙川の決闘―』(西まさる)に導かれて光照寺に行った。堂には「次郎長地蔵」の表札。この地蔵に安政6年6月に次郎長は祈願し、久六討ちを果たしたことから、勝運地蔵とも呼ばれていると聞いた。
 『次郎長と久六』によれば、地蔵はもともとは乙川村の街道沿いにあり、次郎長一行が久六一行を待ち伏せ、喧嘩仕度をする際、旅の荷物や衣服をこの地蔵の裏に隠し置いて決闘の場に行ったことが地蔵との縁とある。その後、道路拡張などで近所の光照寺に移設されたようだ。
 ちなみに次郎長一行は、次郎長、大政、森の石松、緒川の勝五郎の4名。さらに大野の鶴吉が隠密役を果たした。対する久六一行は7名。決闘の場所は乙川吉野畷。見渡す限り一面の荒れ野だったという。そこで半日、死闘が繰りひろげられた。
 その地は今の半田市乙川吉野町。行ってみると何と、何と、回転すし店「森の石松」が営業中。
 おお、アンビリーバボー! 縁は異なもの味なものである。

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「やらせ」は大失敗

繧翫s・胆convert_20091004153629
rりん3

 わが家の長女・りん子である。いい歳なのだが貰い手がない行かず後家である。そんな世に悲観したのか、よほどこの世が退屈なのか、ほとんど毎日寝て暮らしているのだ。
 昼間はぼくの仕事場の隅の窓際で、こんな恰好で寝ているのだが、時々、とても女とは思えないポーズでも寝る。
 ところで、上の写真、なんとなく撮ったのだが、「昼下がりのアンニュイ」といった風でなかなか良い。しかし、まわりが良くない。書類を放り込んだ汚いダンボール、焼酎の箱、さっきまで昼寝をしていたのが丸分かりの椅子の有様。ぼくの日常が丸見えだ。
 しからばと、回りのガラクタを整理してナイスショット! というわけにはいかない。何度撮っても上の写真の味は出ない。「やらせ」はやはり駄目。そんなことなのだろう。

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